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「花月」の稽古を行う

久しぶりに「花月」の稽古を行う。「花月」は、各自が5枚ある札を引いて「花」の札き引いた人はお点前を「月」の札を引いた人はお茶を飲むと言う、五人で行うゲーム形式の茶道の稽古。

「花月」は、江戸時代中頃(表千家七代如心斎当時)お茶を習う人が急激に増えて、同時に複数人で師匠のお点前を習う事の出来る稽古として、当時とても人気の稽古でした。この場合「正客」は、師匠である如心斎がつとめ、点前座で師匠が置いた茶碗や茶器、茶杓の位置など弟子は良く見てそこも間違わずに正しい位置に置く。それも大切なならいであったそうです。

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